限度額適用認定制度とは

健康保険が適用されても、長期入院などで思いがけず医療費が高額になってしまうケースがあります。もしも支払った医療費が月の限度額を超えたときには、医療費が戻ってくる高額療養費制度があります。しかしこの制度は、一旦は自分で立て替える必要があります。病気や事故は突然起こるもので、ある程度は備えていても高額になればなるほど一時的に立て替えることが困難になる場合もあるでしょう。そんな時にはあらかじめ限度額適用認定証を医療機関に提示しておくとよいでしょう。

医療機関の窓口で、保険証とあわせて限度額適用認定証を提示することで、1か月の窓口での支払い額が自己負担限度額までとなります。したがって、一旦全額を自己負担し後日お金が戻ってくるのを待つ必要がなくなるのです。高額療養費制度を利用してから、実際にお金が戻ってくるまでに数か月の期間を要するため、一時的な負担でも厳しい場合は限度額適用認定証を取得しておくとよいでしょう。

限度額適用認定証は事前に申請しておく必要があります。国民健康保険の場合は、市役所または区役所での申請となります。健康保険の場合は職場で申請することで後日、送付してもらえます。本人が出向くことが困難な状況であれば、家族などの代理人が代わりに申請することも可能です。

また、高額療養費制度も限度額適用認定証もケガや病気での通院や入院のみ適用されると思われるかもしれませんが、妊娠出産のトラブル時にも適用することができるのです。通常の出産は、病気ではないので保険診療の対象とはなりませんが、帝王切開などは保険診療の対象となるのです。そのため高額療養費制度も限度額適用認定証も利用することができるのです。帝王切開になると、思わぬ高額な出費になる恐れがあるので、出産する頃までに、念のため限度額適用認定証を申請しておくと安心かもしれません。

高額な医療費になりそうなときでも、負担を軽くする方法はあります。少しでもお金と心の負担を無くすことができるとよいですね。

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