医療費のモヤモヤを解消!

同じような診察内容で、同じ薬が処方されるのに、医療費がそのときによってまちまちで疑問に思ったことはありませんか。このようなことが起きる背景には、医療費を算定するのには独自のルールがあるためです。そのルールを一般の人が理解するのは、専門的に勉強しない限り困難なことです。しかし、大まかなルールを少しでも知ることで、医療費の疑問やモヤモヤを解消させることができるかもしれません

保険証を医療機関の窓口に提示すれば、決められた自己負担額で受診することができます。健康保険を利用して受診する医療の価格は診療報酬と呼ばれ、点数で表示されます。診療報酬は1点=10円として計算されます。また、診療報酬は、基本診療・特掲診療料・加算の組み合わせで決定されます。基本診療料とは医療機関を受診したときの基本料金のことです。通院した場合には、初診料または再診料が加算され、入院の場合には入院基本料がかかります。

同じような診察内容なのに、医療費が異なる場合、この基本診療料の点数の違いで医療費も変わってくるのです。初めて医療機関を受診した場合には、基本診療料の初診料がかかることになります。初診料は一律270点すなわち2,700円となります。2回目以降に通院する場合には、基本診療料として診療所と入院用のベッド数が200床未満の病院は69点なので690円となり、入院用のベッド数が200床以上の病院では外来診療料として70点すなわち700円が加算されることになります。

基本診療料の違い以外にも医療行為の有無で外来管理加算が加算されたり、明細書発行体制等加算の算定の有無でも医療費は変わってきます。このように医療費の算定は複雑なため、一般の人にとっては非常に難しく分かりづらいものとなっているのです。医療機関を受診して明細書を見て、医療費について疑問に思う点があれば、医療機関の窓口等で質問するのがよいでしょう。疑問やモヤモヤが解消され、すっきりとした気分で医療機関を受診することができるとよいですね。

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